公演詳細


組踊公演 「未生の縁」


日時

公演日:2014/09/27 (土)

開演時間:14:00
終演時間:

会場 大劇場
入場料

一般:3,100円(全席指定)

公演内容

7月の組踊公演「月の豊多」に引き続き、田里朝直の作とされている組踊「未生の縁」を上演します。 「万歳敵討」で人気のある田里朝直は「大城崩」「義臣物語」「北山崩」で、いわゆる「崩れ物」 というジャンルを確立しました。今回当劇場初上演となる「未生の縁」は、1756年の 冊封式典の芸能で演じられたとされる田里朝直の作品と言われています。豊見城を舞台にした内容で、本人達が生まれる前に、親同志が交わした婚約を発端に起こる様々な出来事と若い男女の純粋で美しい愛を描いています。


-演目-


【第一部】琉球舞踊

「上り口説」/比嘉祐香 伊藤美砂

「天川」/石川詩子

「貫花」/宮城由美子・具志典子・下地智子・上原なつき

「取納奉行」/新垣麻里子


【第二部】  組踊「未生の縁」

【あらすじ】
 保栄茂按司と平良按司は、幼い頃からの友人で、お互いに子どもが生まれたら結婚させようと約束していた。やがて念願が叶い、保栄茂家には娘の玉の乙鶴、平良家には息子の鶴千代が誕生した。
 しかし平良按司の妻は数年後に亡くなり、後妻との間に次男が誕生する。やがて成長した平良の若按司(鶴千代)を疎ましく思った後妻は、平良の若按司に毒を盛り、失明寸前にし、八重瀬嶽の洞穴に捨てさせてしまう。その夜、玉の乙鶴は夢の中で信仰している観音様のお告げを聞き、八重瀬嶽の洞窟から平良の若按司を救い出すことを決意するが。。。

【解説】當間一郎

【配役】立方指導:島袋光晴 

 保栄茂按司/平田智之    
 保栄茂按司の妻/海勢頭あける   
 玉の乙鶴/金城真次
 平良按司/宇座仁一
 平良按司の妻/真境名律弘
 平良の若按司(鶴千代)/川満俊祐
 饒波の比屋/岸本隼人
 武富の子/天願雄一
 かしき/儀保政彦
 なへたる/田口博章
 保栄茂の供/佐喜眞一輝   
 平良の供/玉城匠
 きやうちやこ持ち/長嶺龍
 きやうちやこ持ち/比嘉克之
 踊子/上原崇弘
 踊子/仲宗根弘将
 踊子/宮城喜朋

【地謡】地謡指導:首里良三
 歌・三線/與那覇徹・國吉啓介・仲尾勝成
 箏/赤嶺和子、笛/中村昌成、胡弓/又吉真也、太鼓/宮雄二 

※演目、出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

関連情報

国立劇場おきなわチケットカウンター
(国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350)