無形文化遺産でつながる
アジアの芸能

コーンとは

コーンは、400年以上にわたって受け継がれてきたタイの古典舞踊劇の一つです。

コーンの演者は「フアコーン」(“コーンの頭”の意味)という仮面を被り、曲芸や武術から発展した舞踊を披露します。コーンで演じられるのは、古代インドの大長編叙事詩『ラーマーヤナ』に由来する『ラーマキエン物語』。

2018年、ユネスコ無形文化遺産登録一覧表に記載されました。

 

演目紹介「ラーマキエン物語」

監督: Suksanti Wangwan

制作: Angthong Arts Centre

振付: Suksanti Wangwan

顧問: Surapone Virulak

会場:アーントーン芸術センター

 

「ラーマキエン」は、インドの叙事詩ラーマヤナを元にした民族叙事詩で、タイでは非常によく知られた物語。本映像は、鬼神トッサカンの誕生から、ラーマ王子がトッサカンとの闘いに勝利するまでを描く3幕構成。伝統に則しつつ、現代的な照明・音響演出も見どころです。