資料展示室

 

   = 令和5年度 第1回企画展「近現代の男性舞踊家Ⅰ」= 

                     開催中!

名称 令和5年度 第1回企画展「近現代の男性舞踊家Ⅰ」
期間 令和5年4月8日(土)~6月18日(日)
内容

戦前から戦後にかけて活躍した男性舞踊家について、真境名由康、玉城盛義、宮城能造、阿波連本啓の4名に焦点を当て、衣裳・道具類の展示を行います。戦前から受け継がれ、今なお弟子達に大切にされる芭蕉布や、戦後の物不足の時代に日用品を活用して作られた舞踊家自作の面や小道具などを紹介します。

 

~展示鑑賞にあたってのお願い~

新型コロナウイルス感染防止対策のため、以下のご協力をお願いします

 ・咳、発熱などの体調不良の症状がある方はご鑑賞をお控えください。

 ・入り口に消毒液をご用意していますので適宜ご利用ください。

 ・壁や展示ケースには触れないようお願いします。

  

場 所  国立劇場おきなわ 1階 資料展示室(入室料 無料)
開  室  時  間  午前10時~午後6時
休 業 日

 年末年始(12月29日~1月3日)

 ※展示替えにより臨時休室日を設けることがあります

お問い合わせ  調査養成課 調査資料係  ☎098-871-3318

◆今後の企画展◆

第2回企画展「子どものための古典芸能」 令和5年7月8日(土)~9月18日(月)

第3回企画展「近現代の男性舞踊家Ⅱ」 令和5年10月14日(土)~12月17日(日)

第4回企画展「開場20年をふりかえる」   令和6年1月13日(土)~3月17日(日)

※展示内容は予告なく変更になることがあります。ご了承ください。

=これまでの企画展=

【令和4年度】

◆第1回企画展◆

名称 令和4年度 第1回企画展「朝薫五番」
期間 令和4年4月9日(土)~6月19日(日)
内容

組踊の創始者・玉城朝薫が作った「二童敵討」「執心鐘入」「銘苅子」「孝行の巻」「女物狂」の5作品は、かつて「玉城朝薫作五番」として琉球政府により重要無形文化財に指定されていました。そして1972年5月15日、沖縄が本土復帰を果たしたその日、指定は琉球政府から日本国に移り、「組踊」が国の重要無形文化財となったのです。それから50年。本展示では、原点に立ち返って「朝薫五番」を展示します。

◆第2回企画展◆

名称 令和4年度 第2回企画展「踊衣装を考える」
期間 令和4年7月9日(土)~9月19日(月)
内容

琉球芸能における衣装は、見た目の美しさや華やかさだけでなく、役柄や身分を表すなど演出上も重要な役割を果たしています。製作技術の進歩や、時代による美意識の移り変わりなど、踊衣装を考えるためには現存する衣装の研究はもちろんのこと、史料の検討や製作技術の解析も肝要です。

この展示では、御冠船踊の際に使用された芸能衣装の記録を中心に、主に技法と再現に焦点をあてます。

◆第3回企画展◆

名称 令和4年度 第3回企画展「御冠船ど~い!!」
期間 令和4年10月1日(土)~12月18日(日)
内容

琉球王国時代、国王の冠を授けるために海を越え渡来する中国の冊封使の船を「御冠船(うかんしん)」と呼びました。やがて御冠船は冊封に関わる行事全体を象徴する言葉となり、おもてなしの芸能は「御冠船踊」と呼ばれました。琉球芸能は御冠船が渡来する度に発展してきたともいえるでしょう。


今年は沖縄の本土復帰50周年の記念年であり、組踊もまた、国の重要無形文化財指定50周年を迎えました。これを記念し、琉球芸能の原点である「御冠船踊」を概観する展示を行います。

名称 令和4年度 第4回企画展「愛さ、沖縄芝居」
期間

令和5年1月14日(土)~3月26日(日)

内容

琉球王国解体後、明治時代半ば頃から本格的な芝居小屋が建てられ、四大歌劇などの名作芝居が誕生しました。戦後は松・竹・梅の3劇団を起点として数多くの劇団が発足し、沖縄芝居はさらに広がりを見せます。歌や台詞、演技、舞踊などを交えた沖縄芝居は、戦争で疲弊した民衆の心に慰安をもたらし、復興に向けた歩みを後押ししました。

本展示では、県民の娯楽として長年愛されてきた「沖縄芝居」の世界について紹介します。

3月25日(土)・26日(日)に行う自主公演「史劇 玉川王子」の上演に向けて、沖縄芝居に焦点を当てた展示です。


【令和3年度】

◆第1回企画展◆

名 称  令和3年度 第1回企画展「舞のこころ ―近現代の女性舞踊家」
期 間

 令和3年4月10日(土)~6月20日(日)

内 容

 芸能を極め、戦前から戦後に活躍された女性舞踊家たちを紹介します。

◆第2回企画展◆

名 称  令和3年度 第2回企画展「子どもと芸能」
期 間

 令和3年7月3日(土)~9月20日(月)

内 容

 子どもに関する芸能について、組踊、琉球舞踊、民俗芸能など様々な

 角度から紹介します。


◆第3回企画展◆

名 称

 令和3年度 第3回企画展

「御冠船躍の彩々(おかんせんおどりのいろいろ)」

期 間

 令和3年10月2日(土)~12月5日(日)

内 容

 琉球王国時代、中国から訪れる冊封使を「ウトゥイムチ(お取り持ち)」するため、御冠船躍が披露されました。
御冠船躍とは舞台芸能だけでなく、武芸、花火なども含めた総称であったと考えられます。今回の展示では入子躍、唐棒、獅子舞、からくり花火などに注目し、御冠船躍の多彩な演目について紹介します。

◆第4回企画展◆

名称 令和3年度 第4回企画展「雪ものがたり」
期間 令和4年1月8日(土)~3月21日(月・祝)
内容

八重山で発見された台本・組踊「伊祖の子組」の上演にちなみ、「伊祖の子組」及び異名同作の組踊「雪払い」、さらに、能「竹雪」について紹介します。雪の降らない沖縄で上演されてきた、雪と継子いじめの物語について考察する展示です。併せて、八重山舞踊 勤王流を紹介します。