公演詳細


組踊公演 「月の豊多」


日時

公演日:2014/07/26 (土)

開演時間:14:00
終演時間:

会場 大劇場
入場料

一般:3,100円(全席指定)

公演内容

玉城朝薫、平敷屋朝敏の後、「崩れ物」という組踊の新しいジャンルを創出した田里朝直(1703〜1773)の作品を取り上げます。 今回当劇場初上演となる「月の豊多」は、1756年の踊り奉行、田里朝直の作であろうと言われておりますが、これまで上演された回数も少なく、内容や構成、展開が他と比べて異色な見どころの多い作品となっています。
群雄割拠の按司時代の糸満地域を題材に描かれており、按司の未亡人で、美女の誉れ高い月の豊多の女性としての律儀な貞節を描きます。
これまで糸満の地域で、その土地を中心とした演者でしか見ることのできなかった組踊を組踊伝承者を中心にした男性のみの出演でお楽しみ頂きます。


-演目-


【第一部】 舞踊

「瓦屋」_踊り手/山口友子・時本ひとみ・國本真代
「湊くり節」_踊り手/佐辺良和
「むんじゅる」_踊り手/山城亜矢乃
「加那よー天川」_踊り手/仲程めぐみ・仲真あけみ


【第二部】 組踊「月の豊多」
 立方指導:金城清一 地謡指導:濱元盛爾
 解説:當間一郎

【あらすじ】
 群雄割拠の按司時代の糸満地域。高嶺按司はかねてより真壁按司の未亡人で、美女の誉れ高い月の豊多に恋慕していた。自分の側女にしたいと思い、その輩下の与座の比屋に命じ、月の豊多方に赴き求婚を申し入れる。月の豊多の父は、その縁談を喜び本人に相談なく快諾してしまう。一方、月の豊多はこの縁談を不服として自殺を図るが...


【配役】
  月の豊多/ 宮城茂雄
  慶田峯の比屋/平田智之
  慶田峯の妻/阿嘉修
  乳母/田口博章
  高嶺の按司/呉屋智
  与座の比屋/池間隼人
  供一/大城常政
  供二/山入端實
  踊子一/上原信次 
  踊子二/佐喜眞一輝
  踊子三/岸本隼人 
  踊子四/平敷勇也
  踊子五/仲宗根弘將 
  踊子六/玉城匠 
  きやうちやこ持ち/嘉数幸雅

【地謡】
(歌・三線)仲嶺伸吾・上原睦三・與那國太介
( 箏 )  仲宗根巴津美 ( 笛 )  入嵩西諭
(胡弓)  川平賀道   (太鼓)  金城盛松

 ※演目、出演者等は都合により変更の場合がございます。あらかじめご了承下さい。

関連情報

国立劇場おきなわチケットカウンター
(国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350)