公演詳細


研究公演 朝薫五番とからくり花火(ちょうくんごばんとからくりはなび)


日時

公演日:2022/10/15 (土)

開演時間:18:30
終演時間:

会場 組踊公園(英語・日本語オーディオガイドあり、字幕表示なし)
入場料

3,700円 ※発売開始日:9月1日(木)

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公演内容

沖縄の本土復帰前、琉球政府は組踊「玉城朝薫作五番」を重要無形文化財に指定していた。
1972年の本土復帰と同時に国の重要無形文化財に指定された組踊は、今年で指定50周年となる。これを記念して琉球王国時代に首里城の御庭に設置された「御城舞台」を劇場隣の組踊公園に再現し、御庭舞台で演じられていた朝薫五番とからくり花火、入子躍を上演する。


-演目-


第一部 入子躍
 
若衆と二才、演奏者が三重の円を作り、祝福の歌詞にのせて舞い回ります。

構成原案/又吉 靜枝 考証/金城 厚
振付・指導/喜屋武 愛香 音楽指導/山内 昌也

天孫氏/髙井 賢太郎
大黒天/島袋 浩大
若衆躍/仲村渠 結愛 伊波 ひま葵 仲宗根 愛音
   喜屋武 和栞 奥本 美紅 仲地 愛海
   平良 美緒 伊良波真由子 比嘉 彩愛
   屋良 真緒 佐野 鈴音 賀数 あいら
   川田 結稀 喜友名 里桜 喜友名 里咲
   糸数 莉衣愛
二才躍/佐喜眞 一輝 下地 心一郎 砂川 博仁 
    亀谷 真亜久 照屋 琉輝 翁長 俊輔 
    仲間 功也 末吉 元気 宮城 汰成
    末吉 心優
鞨鼓打/石川 両子 宮里 ひなた
しやうご打/名嘉真 蒼織 伊波 陽香留
太鼓打/照屋 綺惠 與那覇 流音 糸村 紗彩
おんとう/中村 優希 大城 希里 山城 美帆
地人数/住田 千裕 親田 鈴 大城 玲緒奈
    石川 未侑 比嘉 梨音


第二部 組踊「孝行の巻」

父親に先立たれ母を養う幼い姉弟が、いつものように落ち穂拾いをしていると一つの高札を見つけます。そこには大蛇を鎮めるための生け贄を探しているとの内容が書かれていました。姉は母と弟の為に自分の身を捧げることを決め、弟に別れを告げ高札に応じます。祭儀を執り行おうとした時、大蛇が現れ火を吹いて今にも娘を飲み込もうとしますが…。
 
【配役】
  頭取/嘉数 道彦
 おめなり/宮城 茂雄      
 おめけり/宮里 光也   
 母/海勢頭 あける
 時の大屋子/島袋 光尋    
 供/上原 崇弘
 供/佐喜眞 一輝   
 供/髙井 賢太郎
 供/砂川 博仁   

【地謡】  
歌三線 :山城 暁 新垣 俊道 棚原 健太
 箏  :上地 尚子    
 笛  :大城 聖
胡 弓 :髙宮城 実人  
太 鼓 :金城 盛松


★からくり花火「四輪車」 
 監修 :茂木仁史 
道具製作:金城裕幸 
花火構成:金城義信

1866年に王府により記録された「火花方日記」をもとに、首里城の御庭で行われていた「からくり花火」を復元し、上演します。火花を噴き出しながら姿を変える琉球国独自の仕掛け花火で、琉球国の繁栄をテーマに作成された、世界にも類を見ない花火です。今回は、屋根の下から儒学者の乗る「四輪車」が出現するからくりをご覧いただきます。


※演目・出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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